KAMIKAZEニュースコラム » 事件 » 桜宮高校2年生男子生徒自殺 ろくな調査もせずに「体罰はなかった」とよくいえたもんだ

桜宮高校2年生男子生徒自殺 ろくな調査もせずに「体罰はなかった」とよくいえたもんだ

読了までの目安時間:約 3分

 生徒が自殺したことでクローズアップされている大阪の桜宮高校教諭の体罰問題。閉鎖的な学校社会のマイナスの面が色濃く影を落とす事件だと思います。

 平成23年9月7日に、大阪市の公益通報窓口に電話で、同校のバスケット部では体罰が行われているとの通報がありました。これに対して、市の委員会は、具体性に欠けるという理由で、市教育委員会→校長(当時)に調査依頼。

 まずここで1つ大きなシステム的欠陥があると思います。というのは、校長に調査依頼をすること自体、調査の客観性を担保できないと考えられるからです。

 これは校長の心境に立ってみれば一目瞭然です。校長としては、自分が管理している学校で体罰問題があったなどということはあってはならないことです。どうしても調査もゆるくなり、もしそのような実態があったとしてももみ消そうとする可能性は残ってしまいます。

 事実、本件についても、対象となった男性顧問にのみヒアリングをするだけの1日調査で「体罰なし」と決め込んでいます。こんな調査は、普通の会社ではありえないことです。

 また、そもそもの問題として、教育目的ならば体罰をしてもいいという考え自体間違っています。こんな初歩的なことを見誤っている教師がいるから体罰による自殺がなくならないんです。またそんな教師を見ているから生徒もいじめなど暴力的行為に及ぶこともあるといえるのではないでしょうか。

 体罰についてもう一歩深く検討したいと思います。

 よく考えてみてください。普通の企業で「業務上の教育のため」という名目で体罰がなされることはあるでしょうか?答えは「NO」です。大人の社会でも体罰なんてあってはならないもので、それこそパワハラを通り越して、暴行罪、傷害罪という刑事事件になります。

 何で大人の社会で許されないことが学校社会では許されるのでしょうか?

 こんな理不尽な道理はありません。大人が殴っているのが容認されていれば、当然子供もそれを見て育つので暴力に対するハードルが下がると思います。まして、叱咤激励で殴るなんて言うことを真面目にいう人間自体おかしいです。叱咤激励で奥さんや旦那さんを殴るのですか?詭弁はやめてほしいものです。

 大分長くなってしまいましたが、体罰は絶対ダメです。体罰を容認すれば人が人ではなくなると思います。

 それはただの“けだもの”です。


スポンサードリンク

 

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

CAPTCHA


This blog is kept spam free by WP-SpamFree.

トラックバックURL: 
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブス
サイト内検索
公式ツイート
タグクラウド